朝から晩まで子どもに振り回され、夜泣きで何度も起こされ、ようやく寝たと思えばまた次の授乳…。年子の育児はまさに体力勝負。しかも2人ともまだまだ手がかかる時期だから、自分のことなんて後回し。毎日バタバタで、ふと鏡を見たとき、「私ってこんなに疲れてたっけ…」と感じた経験はありませんか?
そんなママの疲れは、単なる“気のせい”ではありません。睡眠不足・栄養の偏り・精神的ストレスが積み重なって、気づかぬうちに心も体も限界に近づいていることもあるのです。
でも安心してください。疲れを感じるのは、あなたが手を抜いているからではなく、“誰よりも頑張っている証拠”です。だからこそ大切なのは、我慢や根性ではなく、日常の中で無理なく取り入れられる「疲れ対策」を見つけていくこと。
この記事では、年子ママならではの疲れの原因と、日々の育児に追われながらでもできる対策、さらには実際に使ってよかったアイテムまで、リアルな視点で詳しくご紹介します。
「頑張りたいのに、もうしんどい…」
そんなあなたのために、少しでも心と体が軽くなるヒントをお届けします。
目次
なぜ年子育児はこんなに疲れる?ママの疲れの原因とは
「育児が大変なのは当たり前」――そう思っていても、年子育児の疲れは想像以上。1人の育児でも大変なのに、まだ自分のこともできない子どもが2人。片方を寝かしつけたと思ったら、もう片方が泣き出す…。休む暇なんてどこにもありません。
現在、我が家の子供は小学生、幼稚園となり少しずつ手が離れていますが、子供たちの体力はついていくのに自分は老いていく…疲れの悩みは尽きません。
ここでは、年子育児でママが感じやすい疲れの主な原因を整理してみましょう。
睡眠不足と不規則な生活リズム
年子育児で最も大きな負担のひとつが、圧倒的な睡眠不足です。夜泣き・授乳・夜中のオムツ替え…。赤ちゃんが1人でも夜まとまって寝てくれないことは多いですが、年子の場合は2人分。どちらかが起きるたびに対応する必要があり、何度も細切れに起こされる生活が続きます。
慢性的な睡眠不足は、体のだるさだけでなく、イライラや集中力の低下、思考力の鈍りなどにもつながります。
年齢差ゆえの“Wお世話”
年子とは、学年で1つ違いになるきょうだいのこと。育児のステージがほぼ重なっているため、「下の子の授乳」と「上の子のトイレトレーニング」など、まったく違う要求が同時にやってきます。
片方が赤ちゃんで、もう片方がイヤイヤ期真っ最中…。どちらにも目が離せない“ダブル育児”の重圧は、体力も気力も奪われます。
自分の時間がほぼゼロ
朝も昼も夜も、子どもたちのことで精一杯。食事もお風呂もトイレすらまともに行けない…。そんな生活を続けていると、「自分って今、なんのために生きてるんだっけ?」という感覚に襲われることもあります。
たとえ30分でも「誰にも邪魔されない時間」が持てないことは、思った以上に精神的なストレスを積み重ねていきます。
栄養不足とホルモンバランスの乱れ
産後はホルモンのバランスが大きく変化する時期。授乳中は特に鉄分・カルシウム・ビタミンなどが不足しがちです。そこに加えて食事もゆっくり取れない日が続くと、栄養状態が悪化し、疲れやすさや情緒の不安定さが現れやすくなります。
「疲れが取れない」「朝からだるい」というのは、根性ではどうにもならない体のサインかもしれません。
年子育児は、それ自体が「疲れて当然」の状況です。だからこそ、まずは自分の疲れを「甘え」ではなく、正当な“育児負荷”として認識することが、対策の第一歩です。
次章では、そんなママたちに向けて、日常生活の中で無理なく取り入れられる具体的な疲れ対策を紹介していきます。
年子ママのための疲労対策7選【日常でできる実践法】
年子育児は毎日がフル稼働。とはいえ、育児そのものを休むわけにはいきませんよね。だからこそ、日常生活の中に「小さな疲れ対策」を組み込んでいくことが大切です。
ここでは、忙しい年子ママでも無理なく実践できる7つの疲労対策をご紹介します。
1. 食事から栄養をしっかり摂る(特に鉄・ビタミン・たんぱく質)
「とにかく何か口に入れるだけ」で済ませがちな食事ですが、栄養バランスの崩れは疲れやすさの原因になります。特に授乳中や産後の体は鉄分・ビタミンB群・たんぱく質が不足しがち。これらはエネルギー代謝やホルモンバランスに深く関わっています。
どうしてもゆっくり食事を作れない日は、市販の栄養補助食品や冷凍のおかず、ミロやサジーといった栄養強化ドリンクを活用して「不足を補う」ことも大切な手段です。
2. 少しでも睡眠の質を上げる工夫を
まとまった睡眠時間が取れない年子育児では、「どれだけ長く寝るか」ではなく「どれだけ深く休めるか」が重要です。
おすすめは、入眠前のスマホをやめる、部屋を暗くしてリラックスする音楽を流す、寝る直前に白湯を飲むなど、小さな習慣の積み重ね。可能であれば、子どもと一緒に昼寝をして「15分でも体を横にする」時間を意識して確保しましょう。
3. 「ながら休憩」でこまめにリセット
座って休む時間が取れないなら、家事や授乳の合間に「ながら休憩」を取り入れてみましょう。たとえば、洗濯物を畳みながら深呼吸、授乳しながら首や肩を回す、子どもが遊んでいる横でストレッチをするなど。
「休もう」と思わなくても、体をほぐすだけで脳もリフレッシュされ、気持ちの余裕が少し戻ってきます。
4. 時短家電・宅配サービスを活用する
頑張りすぎているママほど、「家事は手を抜いてはいけない」と思いがち。でも、時短家電や宅配サービスを使うことは、「自分の体を守るための投資」です。
食洗機・ロボット掃除機・冷凍ミールキットなど、家事の手間を減らす工夫を取り入れることで、その分の時間とエネルギーを子どもや自分に向けられるようになります。
5. 育児アプリやToDoリストで“考える負担”を減らす
やることが多すぎると、「何をしていたか分からなくなる」「考えるだけで疲れる」という状態になりがちです。そこで役立つのがToDoリストや育児記録アプリ。
頭の中で覚えておかなくていい仕組みを作ることで、脳の余白が生まれます。簡単なことでも「終わった」とチェックすることで、達成感も得られます。
6. 短時間でも外に出てリフレッシュ
ずっと家の中にいると、気分も滅入りがち。買い物ついでに少しだけ遠回りして歩く、公園のベンチに座ってみるなど、5分でも構いません。外の空気を吸うだけで気分が変わります。
日光を浴びることは自律神経のリズムを整え、夜の眠りを深くする効果も期待できます。
7. パートナー・家族・行政サービスを頼る
「私が頑張らなきゃ」と抱え込んでしまうママはとても多いですが、年子育児は“1人で完結できるものではない”という前提を忘れないでください。
パートナーと定期的に役割分担を見直したり、ファミリーサポートや一時保育などの行政サービスを利用するのも立派な選択肢です。「頼る」ことは、「怠け」ではなく「健全な判断」です。
疲れは積もると取り返すのに時間がかかります。だからこそ、少しずつ・今できることから対策していくことが、長く育児を乗り切るためのカギになります。
次章では、日々の疲れを感じるママたちに人気の栄養補助アイテム・サプリメントを厳選してご紹介します。
ママに人気の疲れ対策アイテム・サプリ5選【実体験あり】
食事・睡眠・リフレッシュといった日常的な工夫に加えて、どうしても不足しがちな栄養やエネルギーをサポートしてくれるのがサプリメントや栄養補助食品です。特に年子育児で時間も気力も限られているママには、「短時間で効率よくケアできるアイテム」が心強い味方になります。
ここでは、実際に多くのママが取り入れている人気の疲労対策アイテム・サプリメントを5つ厳選してご紹介します。
疲れ対策①:豊潤サジー(フィネス)
特徴:鉄分・ビタミンC・アミノ酸など200種類以上の栄養素を含む植物由来ドリンク。
おすすめ理由:疲れやすさ・貧血傾向が気になるママに特に人気。朝に30ml程度飲むだけで、目覚めのスッキリ感が違うという声が多数。柑橘系のジュースなどで割ると飲みやすくなります。
飲んでみた感想:ちょっと(結構)酸っぱいですが、飲むとやっぱり元気になります!
個人的には、このゼリータイプのサジーがおすすめです!酸っぱくないしプラセンタ入りでお肌もプルプル。今でも毎日食べています。
疲れ対策②:ミロ(ネスレ)
特徴:鉄・カルシウム・ビタミンB群を含んだ栄養機能飲料。牛乳に混ぜて飲むタイプ。
おすすめ理由:手軽に栄養補給ができ、子どもと一緒に飲める点が魅力。忙しい朝に1杯でエネルギーチャージできるという声が多く、育児の合間の軽食代わりにも。
飲んでみた感想:ミロって昔からありますよね!?長年愛されるには理由がある!美味しいし子供も好きです。
疲れ対策③:こども肝油グミ(オリヒロ)
特徴:鉄・ビタミンA・D・Cなどを含む栄養グミ。1粒ずつ食べられるので手軽。
おすすめ理由:子ども用として販売されていますが、大人にもおすすめ。お菓子感覚で続けやすく、鉄分不足による疲労感や立ちくらみに悩むママに支持されています。
食べた感想:おやつ感覚で鉄分補給ができるのが良いところです。子どもと一緒に続けています
疲れ対策④:ディアナチュラスタイル ビタミンB群(アサヒ)
特徴:エネルギー代謝に関わるビタミンB1・B2・B6・B12などをバランスよく配合。
おすすめ理由:疲労感、イライラ、寝不足による倦怠感に効果的なビタミン群を網羅。価格も手頃で、ドラッグストアで気軽に購入できるのもポイント。
飲んでみた感想:気づいたら疲れにくくなって、夜の寝つきも改善しました。
疲れ対策⑤: ユンケル黄帝液(佐藤製薬)
特徴:滋養強壮成分や生薬を含むドリンクタイプの医薬部外品。
おすすめ理由:本格的に疲労が溜まっているときに即効性があると評判。「寝ても回復しない」と感じるレベルの疲れに、一時的なブースターとして活用する人が多いです。常用ではなく、“非常用エネルギー補給”の位置づけで。
飲んでみた感想:もう無理だけど育児を任せる人がいない…もうひと頑張りしなきゃ…という時に飲みます。気持ちの問題かもしれませんが乗り切れています。
どれも手軽に取り入れられるものばかりですが、体質や授乳中の影響などを考慮しながら、無理のない範囲で試すのがポイントです。サプリはあくまで補助的な役割であり、基本は食事と休養をしっかりとることが大切です。
精神的にも追い詰められる前に…ママ自身を労わる習慣とは
年子育児の疲れは、単なる体の疲労だけではありません。泣き止まない、話を聞いてもらえない、自分の時間がない…。そんな「終わりの見えない日々」によって、心もすり減っていきます。
身体の疲れには栄養や休養で対処できても、精神的なストレスや孤独感は、放っておくと大きな負担になります。ここでは、ママが「心のバランス」を保つために、日常でできるメンタルケアの習慣をご紹介します。
「頑張らない」を意識する
子どもが2人いると、「上の子も下の子も完璧にケアしなきゃ」「家事もきちんとこなさなきゃ」と無意識に自分を追い詰めてしまいがちです。でも、年子育児は“頑張らない工夫”が大事。一度でも手を抜くことに罪悪感を抱かないこと、自分を責めないこと。それが心のゆとりに繋がります。
「やらないことリスト」を作る
ToDoリストは作るのに、「やらないことリスト」は意外と作っていない人が多いもの。完璧を目指すと、どんどんタスクが増えてパンクしてしまいます。
例えば、「掃除は3日に1回」「離乳食は冷凍でOK」「毎日お風呂に入れなくても大丈夫」など、意識的に手放すことで心に余裕が生まれます。
SNSよりリアルなつながりを大切にする
育児アカウントやママブログは参考になる一方で、「他のママは上手にやっているのに、私だけ…」と落ち込む原因にもなりがちです。画面越しの“理想の育児”ではなく、リアルなつながりや信頼できる人との会話が、心の支えになります。
たとえ短時間でも、友人や同じ育児中の人と話すだけで、「自分だけじゃない」と気づけることは多いはずです。
1日1回、自分に「ありがとう」と言う
子どものため、家族のために全力を注いでいるママこそ、「自分を労わる言葉」が必要です。毎日、夜寝る前に1つ、「今日も1日よくやったね」「こんなに頑張って偉いよ」と、自分に声をかけてみてください。
それだけで、心が少しずつ満たされていきます。ママが自分を大切にすることは、子どもを大切にすることと同じくらい価値のある行為です。
必要なのは、「耐えること」より「整えること」
育児はどうしても「我慢」「忍耐」が求められる時間。でもそればかりでは、ママが潰れてしまいます。だからこそ、耐えるのではなく、整える。体の声、心の声に耳を傾けて、「今できることから、無理なく整える」。それが、年子育児を乗り切るための本当の知恵です。
私は疲れます!
子供の育児も家事も全然疲れません!という方ももちろんいらっしゃると思います。しかし…私は毎日ヘトヘトです!笑 特に土日は大変。。休むことなく遊び続け、動き続け、大声を出し続ける2人を見ているだけでもヘトヘトなのです。(基本的に毎日外遊び、週4スポーツの習い事をしているので本当に体力おばけ・・・)でも、元気なことはいいことですよね!
根本には、子どもたちに笑顔で楽しく、元気に遊んで欲しいという気持ちがあり、できるだけ付き合うようにしています。もし同じようにお疲れママ、もちろんパパも今回ご紹介した疲労回復グッズを参考にしていただきたいです。一緒に毎日を楽しみましょう!
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