予定帝王切開と緊急帝王切開を経験した私のリアル体験談!いつ決まる?痛いの?

帝王切開

帝王切開になるかもしれない、帝王切開の予定だけどどんな感じなの?と不安に感じている方はいらっしゃいませんか?私は緊急帝王切開と予定帝王切開、なんなら無痛分娩も途中まで経験しています。
そんな私のリアルな体験談をご紹介しますので、ぜひ、この記事で心の準備をしてくださいね!

年子ママ
こわがらせるつもりはありません!帝王切開、なんとかなるものです!

帝王切開とは

母体か赤ちゃんに、何らかの問題が生じて経腟分娩が難しいと判断された場合に、手術で赤ちゃんを出産する方法です。
手術の方法は、縦に切って赤ちゃんを取り出すか、横に切って赤ちゃんを取り出すか選ぶことができます。
手術にかかる時間は約1時間。麻酔やその他諸々術前処置が入るため、予定帝王切開の方は前日から入院となります。

なお、帝王切開にかかる費用などについては【出産費用】帝王切開でかかる費用は?限度額認定などの制度とは?わかりやすく解説!の記事に詳しくまとめています。こちらも参考にしてください。

緊急帝王切開とは

経腟分娩中、母体か赤ちゃんに、何らかの問題が生じて出産が難しくなった際、緊急手術で赤ちゃんを出産する方法です。
私の場合は、第一子を無痛分娩で出産中、赤ちゃんの頭の大きさが私の骨盤を通り抜けることができなかったため、緊急帝王切開になりました。吸引もしましたがそれでも出てきませんでした。そのほかにも、私の周りでは緊急帝王切開で出産した友人が結構います。例えば、赤ちゃんの元気がなくなりこのまま出産を続けたら赤ちゃんの身が危険と言うことで緊急帝王切開になったり、分娩が長時間になり母子ともに危険な状態ということで緊急帝王切開になったり。
出産は何が起こるかわからないため、母子ともに命がけの大大大イベントなのです!

予定帝王切開、出産日はいつ決まる?

妊娠中、私が気になっていたのは、予定帝王切開の出産日がいつになるかということ。義理の母に来ていただく予定だったこともあり、お母さんの準備もあるし日程は早めに決めたいと思っていました。
しかし、これも割と直前にならなければ決まりません。というのも、赤ちゃんの大きさ、私の体の様子を総合的に判断しなければならないからです。

一般的には、37〜38週の予定になることが多いようですが、私の場合は、赤ちゃんが小さめだったためできるだけお腹に入れておきたいというのが先生の希望でした。しかし、35週ごろから切迫早産気味で絶対安静。血も出てくるようになり、37週までもたないかも!という危機的状況だったので、37週1日で出産になりました。

病院にもよるかと思いますが出産日の希望は伝えられます。無痛分娩の時も同じく、希望は伝えられました。ただ、希望通りというわけではなく、赤ちゃん、私、手術スケジュールを調整して最終的に決定します。

予定帝王切開体験談

さて、ここからは帝王切開のリアル体験談を書きます。
緊急帝王切開は準備も何も・・・経膣分娩(無痛分娩)を試みている最中、突然帝王切開になったため、準備ができませんでした。。(なので、もしかしたら帝王切開になるかも!事前にその可能性があると言われている方はこちらの準備も参考にしていただければと思います)

その点、予定帝王切開は心の方も含め、準備ができますよ。

※リアルな表現があるためご注意ください

帝王切開前日

出産する病院に前日から入院になります。私は翌日14時半〜手術だったので、前日14時に入院しました。
お部屋に案内されながら、入院の流れや手術のことなど、主人と一緒に説明を受けます。
その後、毛を剃り、モニターで赤ちゃんの様子や張り具合を確認。
部屋に戻り、主人と一息ついた後バイバイ。

17時半には夕食。それほどお腹が空いているわけではなかったけど、明日は食べれないし、明後日もどうなるか分からないしとの思いで完食しました。美味しいご飯が自動で運ばれる。最高やないかー!
20時 シャワー めちゃくちゃ快適!
20時半 モニター
21時以降は飲み物もダメなので、21時までに清涼飲料水もがぶ飲み。
→明後日まで絶飲食と聞いていたので、夜も頻繁にうがいしたりして翌日に備えました。
実際は術後8時間〜お水飲めました!

ここで私がなぜ、水分について熱く語るのか。それは第一子の緊急帝王切開の時の経験があるからです。第一子の時は、まさか出産後水分がとれなくなるなんて想像もしていなかったため、あまり水分を取らずに出産に臨みました。出産中おしっこしたくなってもな・・・みたいな気持ちもあったのです。しかし、これがもうめちゃくちゃ後悔。ずっと飲んでいなかった上、出産後、確か24時間は水分を取ることができませんでした。(病院による)途中、氷だけ舐めていいみたいな時間があったのですが、この氷でどれだけ救われたか・・・ということで、飲めるときに飲んでおくことをおすすめします。

帝王切開当日

8時半 術着に着替え回復室で待機します。
9時 モニター
9時半頃 人生初の浣腸を経験。これが結構キツくて、1回目の冷や汗体験となりました。
下痢っぽい感じのが一気にやってきて、トイレでひたすらできるのを待つことに。浣腸ナメてた。
その後は暇なのでスマホや貸し出し用のiPodをポチポチ。
13時半 モニター

14時半 いよいよ手術開始です!

麻酔からはじまります。徐々に感覚がなくなり、2回目なのに、2回目だからか、とてつもない恐怖に襲われます。なんせ、意識はある!
痛みは・・・ほとんどなし。
意識はあるので、お腹あたりがもぞもぞしているのはわかります。
・・・
先生「赤ちゃんの頭見えたよ〜もう少しだよ」(和やかな雰囲気)
先生「赤ちゃん取り出します!」(和やかな雰囲気)
あれよあれよと30分〜45程度で赤ちゃん取り出し完了!(和やかな雰囲気)
先生ってやっぱり先生なのねー!すごいー!笑

赤ちゃんは、大きな大きな声を出して生まれてきました!感動的瞬間。自然と涙。第二子の時は小さめの赤ちゃんだったので第一声は「ちっちゃーーーーい」でしたが。

15時半頃 手術終わりに夫と対面。なぜか今回、めちゃくちゃ寒気とガタガタブルブル身震いを経験しました。
もうこのガタガタが止まらず、意識もあやしいため、夫と話すこともできず…もともと30分程度しか面会できませんが、はやめに帰ってもらうことに。

このガタガタブルブルの身震い。看護師さんに聞いても、緊張してたからかな。時々あるよ!と言われました。
1回目の帝王切開のときは、足が動かない気持ち悪さと喉の渇きがもうめちゃくちゃ辛かったけど、2回目はこの身震いが大変でした。結局このガタガタ身震いは2、3時間続きました。(このまま死ぬんじゃないかと思いました)

しかし…やはり緊急帝王切開の辛さよりは少し楽だった気もして、日が経つごとに日に日に回復していきました。でも、手術後24時間は地獄です。本当に地獄…!

帝王切開翌日

帝王切開翌日、私が出産した病院では1日お休みできます。病院によって違うと思いますが、翌日から授乳開始のところもきっとありますよね。

この翌日の痛みですが、痛み止めを飲んでいても基本的には動くことができません。(痛くて)
痛いと感じたら無理せず痛み止めをもらいましょう。私は1回目の帝王切開の時、痛すぎて何回も看護師さんを呼び、座薬も入れて貰いました。

とここまでが予定帝王切開リアル体験談です。

病院が違うと、色々異なりますね。
1回目の帝王切開の時は確か退院前日ぐらいまで点滴があり、これが地味に大変でした。
しかし、2回目の帝王切開は3日目ぐらいには点滴が取れていた気がします。

帝王切開後の痛みを乗り切るポイント

帝王切開後の痛みは、お腹の痛みのほかに、人によっては頭痛に悩まされます。私は、第一子の時、無痛分娩のせいなのか、麻酔のせいなのか・・・髄液が漏れたのかなということで一週間頭痛と傷の痛みに悩まされました。

赤ちゃんを見ると痛みを忘れられる

乗り切るポイントと書きましたが、正確には赤ちゃんが可愛すぎて痛みのことを忘れていましたと書いたほうが良いかもしれません。お腹を抱えて、ナマケモノのような遅さで授乳室に向かうのですが、我が子を見るともう可愛くて可愛くて。授乳も痛いし大変なんだけど、それ以上に可愛さが勝ちました。術後3日ぐらいになると授乳室に行くのも足取り軽やかに。(ただこれも人によりますので、決して無理はしないようにしてください。

できるだけ動いた方が良いらしい

恐らく、動いた方が良いと言われると思います。癒着を防ぐ・・・とか。2日目ぐらいからは歩行練習みたいなのが始まり、トイレも歩いて行くようになりました。しかしナマケモノの速度。笑
歩いてトイレに行くという大仕事が増えるので、ただでさえそこそこ忙しい入院生活。あっという間に時間が過ぎていきます。

帝王切開する方におすすめの持ち物

最後に、帝王切開する方向けのおすすめの持ち物をご紹介します。最近は面会時間も制限されたりして、荷物を追加で持ってくるみたいなのも難しかったりしますしね。。

マスク

最近、マスクは必需品のため書く必要もないかもしれないのですが、乾燥対策用のマスクを持っておくことをおすすめします。産婦人科の病院は綺麗だしホテルのようなところも大石、加湿器や空気清浄機があるところも多いと思います。が、水分が取れなかった時用に乾燥対策のマスクがあると心強いです。

洗い流さないシャンプー

シャワーも病院によっては2、3日後にOKというところありますよね。しかし!第一子出産病院は1週間シャンプーできませんでした。(かわりに、3日に1回、看護師さんがシャンプーしてくれました)なので、もしもの時のためのリフレッシュのために洗い流さないシャンプーは持っておいても良いかもしれません。ただ、この入院以降、使うことがありません。震災の時のためのストックにしています。

フック

帝王切開をすると、身体の自由度は少なくなります。あれ取りたいけど・・・痛い・・・みたいな。なので、点滴のスタンドにかけられるS字フックがあると、例えばリップクリームとか携帯とかかけておくことができて便利です。

洗剤

入院日数が多くなることで、余計にガーゼハンカチや授乳ブラなどが必要になるかもしれません。授乳ブラは、母乳がよく出る人は特に、すぐにぐちゃぐちゃになります。母乳パットじゃおさまらないぐらい出ちゃう時があるんですよ!洗剤があれば、もしもの時にちょっと洗ったりもできるし便利です。(洗濯機が使える病院もあります。第一子の時は洗濯機使いました)

医療用着圧靴下

こちらに関しては、病院でくれたり、病院で購入をすすめられるかもしれません。私は、病院で買いました。第一子の時の物を持っていましたが、念のため、第二子のときも購入しました。

恐らく、術後はかされていると思います。

出産荷物一式

上記に加え、一般的に必要な出産荷物一式が必要になります。

しかし、最近では、病院によって、アメニティが用意されていたり、パジャマが用意されていたりするため、最終的には病院から渡せる資料が恐らくあると思うのでそちらに従って準備されると良いと思います。2人目の出産の時は、病院が用意してくれた部屋着をほぼ来て過ごしました。なんせ、交換もしてくれる!

まとめ

帝王切開(特に予定帝王切開)のリアルな体験をご紹介しました。
出産は、方法はなんであれ命がけの大大大イベントです!帝王切開も経膣分娩もみんな大変で痛い思いをするのは一緒です。無痛分娩は確かに痛みはほとんどないものの、最初の陣痛は経験しました(陣痛ってすごいですよね・・・)し、会陰切開をされた方は、座ることもできないぐらい痛いと言っていました。

痛いし、生まれる前も後も本当に大変ですが、赤ちゃんは本当に可愛いです宝物です。
私の個人的体験ですが、少しでもお役に立てたらうれしいです。

年子の出産前後は壮絶!二人目帝王切開で動けないけど大丈夫?乗り越え方は?の記事も参考になります。こちらもチェックしてみてください!

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