年子の出産前後は壮絶!二人目帝王切開で動けないけど大丈夫?乗り越え方は?

二人目帝王切開

年子の出産(私は一人目も二人目帝王切開でした)で心配なことは上の子どうするか問題。父母が近くに住んでいて頼ることができる方もいらっしゃれば、私のように父母は遠方。お願いしたくてもなかなかできないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、父母が遠方。しかも早産診断で絶対安静〜帝王切開での出産を経験した私の乗り切り方を僭越ながらご紹介させていただきたいと思います。

家族構成

まずは、家族構成です。
出産当時、長男は1歳2ヶ月。(まだまだ甘えたい時期だし、伝えたいこともなかなか伝えられない時期ですよね・・・)
私、正社員で働いていましたが出産当時は育児休業中。そうなんです。育児休業中に子供を産んでさらに育児休業することになりました。会社の皆さん、ご迷惑をおかけしました。
夫、夜勤あり、休み不規則。
実父母、香川で自営業。二人とも現役。実姉も香川。
義父母、新潟。義母さんは専業主婦。

ちなみに、第二子妊娠は予定していたものではなく、まさかの妊娠でした!いや、次男よ。我々をパパとママに選んでくれてありがとう!
なのですが、もうとにかくいろんなことがどうしよう状態でした。え、長男どうしよ。え、仕事どうしよ。え。え。
妊娠のせいなのか、育児のせいなのか、精神状態はかなり不安定。ある時期は毎日泣いてました。

出産前編

35週までは何かあったときに備えてシュミレーション

とにかく私が不安だったのは、もし私の身に何かあって緊急入院になった時、1歳の長男をどうするのかということ。妊娠中はトラブルがつきもの。「切迫早産」や「妊娠高血圧症候群」そのほか諸々・・・がいつ起こってしまうかわかりません。

もし、何かあったときのために私がやったことは以下、5つ。

・夫ともし何かあったときのための話し合い
・父母に助けが頼めるのか確認
・保育園の一時保育、ファミリーサポート実施
・区の事業を確認
・子供の取扱説明書作成

具体的な内容はこちらです。

夫ともし何かあったときのための話し合い

とにかくここが一番大事!何かあったときの連絡先、どのぐらい休めるのかなど、夫と相談しました。(というより一方的に確認しました)というのも、我が家の夫は民間企業ではないためちょっと複雑。勤務中は携帯電話がつながらないとか、有給とかマジで取れないとか。しかも夜勤ある。
もう何かあったときの不安要素がめちゃくちゃあったので、救急車で運ばれたらどこに連絡するかとか色々聞き取り調査をしました。
さらに、私は長男の時に緊急帝王切開で出産しているため、2回目の出産も帝王切開なわけです。ということは、入院期間が長い。しかも動けない。この入院前後についてもどうするか話し合い、義母に1ヶ月ぐらい東京に来てもらっていろんな面倒を見てもらうことにしました。このことについては次の項目で詳しく書きます。

父母に助けが頼めるのか確認

先ほど、義母に1ヶ月ぐらい東京に来てもらって・・・と書きました。そうなんです。実母にお願いはできませんでした。私の実家は、香川県でお商売をしておりまして、父も母も現役バリバリで働いております。まーここはどうにかなるとしても、母が東京で一人で来て、我々の面倒を見るのが難しいという結論に。(ここは色々あるため割愛)そこで新潟の義母にお願いすることになりました。もう、それはそれはありがたかったです。私の場合は、1ヶ月義母が来てくれるということで、安心して出産を迎えることができたのですが、もし、父母に助けを頼めない場合はさらに色んな検討が必要かもしれません。ただ、そういう時のための対策って区とか国とかがどうにかしてくれるのでは!?と思っています。

保育園の一時保育、ファミリーサポートを利用

私が妊娠8〜9ヶ月、子供が1歳を過ぎたあたりで、一時保育&ファミリーサポートを探して実際に利用してみました。これも何かあったときにとりあえず子供を見てもらえる場所の確保が必要だ!と思って探し、利用することにしました。

一時保育は1ヶ所、企業型保育施設で一時保育の空きがあるということで3回ほど実際に見てもらうことにしました。ちなみに、一時保育の競争倍率はものすごく、そう簡単には見つかりませんでした。何箇所か見学に行ったりもしたけど、「当日空きが出た時」とかそんな感じ。
さらに・・・見つかった企業型保育施設に3回ほど預けたと書きましたが、それも午前中だけしか見てくれないー。空いてるって言ったのになんなのよー状態でした。一時保育は地域によって状況は様々だと思いますので、私はうまくいきませんでしたが、きちんと預けられるところもあると思います!

ファミリーサポートはよかったです!!!近くに住む担当の方は、とても綺麗なお姉さまでしっかりしていて、要望を聞いてくれる方でした。ファミリーサポートは5回ほどお願いしました。ファミリーサポートは、1時間1000円程度で子供をお願いすることができました。つまり、ベビーシッターよりはお安く預けることができるということです。さらに、私は電話やSMSで連絡してお願いできたのでそういった意味でも楽でした。
ただし、ファミリーサポートは基本的には平日しかお願いできず、夜間までとなると厳しいです。

なお、保育園については、認可、認可外、認証保育園についての記事に詳しくまとめています。

区や自治体の事業を確認

我が家は夫が夜間いないことがあるため、夜間対応の保育施設も探す必要がありました。調べてみたところ、乳幼児ショートステイというものがあることを知りました。ただし、こちらに関しては調べるだけ調べて、もし本当に最悪どうにもならないときのために・・・と思っていたので、実際に預けたり、連絡してみたりということはありませんでした。

子供の取扱説明書を作成

これはもし誰かに預けることになったときに必要かなと思い、子供のタイムスケジュールと食べているもの(食べていいもの悪いもの)、好きな遊びや不機嫌になったときの対策法等をまとめておきました。実際にちゃんとこの通りにしてねというよりは、私がもし自分の子以外の子を見るときに、こういうのあった方が便利だなと思ったので作ったという感じです。これは、実際、義母が来てくれたときにも渡しています。

35週で早産の可能性!?絶対安静に

35週といえば、いよいよ出産間近。早産にならないためには37週までなんとか・・・の時に、なんと、子宮頸管が短くてもう生まれてしまいそう!つまり早産気味よ!という診察結果が出てしまいましたー!その前まで全くそんなこと言われなかったし、全く症状はなし。

先生「絶対安静です。食事、お風呂、トイレ以外は寝ててください」
私「え・・・座るのもダメでずっと寝るんですか?」
先生「はい。上のお子さんの面倒は別の人にお願いしてください」

・・・もう、終わった気がしました。

けど、終わるわけにはいかないので、夫に報告。や、上の子は大事だけど、ここで無理して早産になってしまっては下の子の命が危ない!ちなみに下の子は平均体重より少なめ。ここで生まれてしまったらマジで危ないんです!

そこで、神である義母。予定より早く東京に来てくれることになりました。それまでは夫に休んでもらって子供を見てもらうことに。
神である義母、そして神である義姉にも絶対安静中〜出産、出産後に色々助けていただきました。
今、こうして改めて書いていて、もし義母や義姉に何かあったときは私も何かできればなと思っています。ほんと、助け合いって必要ですよね。

次男生後2ヶ月の時の様子

出産編

出産は予定帝王切開なので、計画的に入院ができます。これは帝王切開の良いところですよね。出産は3月2日。コロナがいよいよヤバいよ〜となる時期だったため、面会が徐々に1人30分までとなりました。帝王切開のため約8日間の入院。長男のことはずっと心配していました。

帝王切開については、予定帝王切開と緊急帝王切開を経験した私のリアル体験談!いつ決まる?痛いの?にまとめています。あーもう本当出産って痛いことばかりよね〜

次男については、2312gと小さく生まれてきたのですが、何の問題もありませんでした。むしろ、生まれてきたときに泣き声が大きすぎて先生たちが「元気だねー!!!」とびっくりしていたほど。今でも、声は人より大きいです。笑

さて、出産で入院中の長男ですが、基本的には義母と夫のおかげで大丈夫でした。
ただ、1つ。久しぶりにママに会うため病院に来た際、ままーと抱きつくのかなと思いきや、よそよそしくてショックを受けたことを覚えています。
息子は突然ママがいなくなり、捨てられたと思ったのか、それとも病院でパジャマを着ているママを見て、息子なりに何かを感じ取ったのかもしれません。

出産後編

帝王切開のため、退院してすぐにテキパキ動けるかと言われるとそういうわけにはいきません。お風呂だって3週間入れなかった。
でも、動いた方が治りが早い!ので、私はできるだけ子供たちの面倒は見るようにしていました。(当たり前か)

新生児の育児って、まー寝れませんよね。3時間おきの授乳。もう当時どうやっていたのか不思議と忘れてしまっているのですよ。とはいえ、2人目ということもあり、色々工夫はしました。慣れていたというか経験したことがあるので、1人目よりは2人目の新生児時期は余裕があった気さえします。(義母のおかげでもありますよー!)

番外編

最後に、番外編。まず、頼れるものは頼りましょう!笑

私は家族が義実家にしか頼れなかったため、友人にも一応声をかけていました。できれば何かあったときに駆けつけてくれる距離の友人です。マンションの下の階には子供が同じ年齢のお友達がいて、まず、安心でした。高校からの友達にも、事情を説明すると、何かあったら行くから言ってと。社会人になった友達も、何かあったら行くから言ってと。今思い出しても涙が出てきます。みんな優しいー!

児童館にも私は頻繁に行っていたので、もしももしも何かあったときは駆け込んでやるーと思ってましたよ。笑 児童館には子育ての先輩がいるし、長男の時は特にお世話になったな〜 ママ友も児童館で見つけました。

まとめ

育児って、地域とか家族とか色んな環境によって変わります。年子について書いてますが、年子も一人っ子も双子も歳の差も関係ないですし、性別も関係ないですし、その子の性格というのもありますし。
私も、あー大変、あー大変と思いながらもやっぱり子供って世界一可愛いです。寝顔なんてもう天使にしか見えない。ずっと横ですりすりしていたい。

何が言いたいかと言いますと、私の経験が全ての家庭、お子さんに当てはまるわけではなく、でも、私は2人目出産の時にかなり精神が不安定になりましたので、こういう人もいてこうやって過ごしたんだよという参考になると嬉しいです。

なお、帝王切開にかかる費用などについては【出産費用】帝王切開でかかる費用は?限度額認定などの制度とは?わかりやすく解説!の記事に詳しくまとめています。こちらも参考にしてくださいね。

なお、第二子妊娠中の方は、第二子の産休・育休、育児休業給付金が気になっている方もいらっしゃると思います。【年子】1人目育児休業中に2人目妊娠・出産。2人目の産休・育休、育児休業給付金は?が参考になりますので、もしよろしければこちらもチェックしてみてください。

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