ずっと会社員だった私。ついに個人事業主としてデビューします。
個人事業主は開業届を出せばなれる!ということは知っていましたが、他にもやらなくてはならないことはたくさん。例えば、健康保険、国民年金、青色申告など…
今回は、ママの私がはじめて個人事業主になったとき、どのような手続きをするのか、また、必要書類は何なのか等、何から始めたら良いのかご紹介したいと思います。
個人事業主になろうと思ったエピソードは仕事と育児の両立は無理なのか。会社員を辞めて個人事業主になろうと決めた日でまとめています。
目次
そもそも個人事業主とは?
個人事業主とは、会社に属さずにさまざまな顧客の仕事請け負います。フリーランスと同じようですが、個人事業主とフリーランスの違いは開業届を出しているか出していないかの違いです。
個人事業主は税法上の区分を意味します。
個人事業主は”継続して事業を行う個人”であり、税務署に対して個人事業の「開業届」を提出しています。一方、フリーランスは特定の会社や団体に属さずに業務を行う、働き方を意味する言葉です。
個人事業主になったら健康保険へ加入しよう
会社に勤めている場合、国民健康保険又は各会社の保険組合に加入することになっていますが、独立して個人事業主として働く場合には自分で健康保険に加入する必要があります。
会社員から個人事業主になった際に選べる保険は以下の3種類。
・国民健康保険
・任意継続保険制度
・健康保険の被扶養家族として加入
私が迷ったのが、国民健康保険に加入するのか、今まで勤めていた会社の健康保険を任意継続するのか。
国民健康保険のメリットは、所得が基準値を下回った場合は、自動的に減額してもらえることです。デメリットは所得が上がれば保険料も割高になることです。国民健康保険に加入する場合は各市町村が管理している国民健康保険に加入することになりますので、詳細は市区町村のHPを確認してみるとよいでしょう。
任意継続保険のメリットは、所得によって保険料が変わらないということ。独立した1年目の収入が会社員時代よりも多くなるならば任意継続にしておいた方が保険料が安くなる可能性があります。一方、デメリットは会社と折半できなくなるため会社員時代のおよそ倍の保険料になることです。
私の場合は、扶養家族がいないことや会社員時代より収入が多くなる確信がなかったため国民健康保険に加入することにしました。
個人事業主になったら国民年金への加入も忘れずに
年金も厚生年金から国民年金へ加入することになります。国民年金だけの場合、会社員と比較して将来の受取金額はぐっと減ります。このため、国民年金基金やiDeCo(個人型確定拠出年金)を活用するなどしてご自身で備える必要があります。
私は小規模企業共済にも加入することを検討しています。
小規模企業共済とは、個人事業主が廃業した時などのために積立ができる共済制度です。毎月の掛金は1000円から7万円まで500円ずつ設定でき、掛金額・加入期間に応じて共済金額を受け取ることができます。
しかも掛金は「小規模企業共済等掛金控除」の対象のため、節税対策にもなります。
個人事業主になったら確定申告の準備をしよう
個人事業主になったら自分で年間の所得を計算・申告し、納税する=確定申告する必要があります。
確定申告とは、毎年1月1日から12月31日までの1年間に生じた全ての所得の金額とそれに対する所得税及び復興特別所得税の額を計算し、申告期限までに確定申告書を提出して、源泉徴収された税金や予定納税で納めた税金などとの過不足を精算する手続です。
私はこの確定申告を【会計ソフトfreee(フリー)】 で行う予定です。freeeを利用すれば、確定申告だけでなく開業届や青色申告承認申請書(開業freee利用)の提出も簡単になります。
ママ個人事業主に初挑戦!手続きや必要書類まとめ
今回は、ママの私がはじめて個人事業主になったとき、どのような手続きをするのか、また、必要書類は何なのか等、何から始めたら良いのかご紹介しました。
手続きや書類の準備が大変なので、freeeなどの便利なサービスを利用したいと思います。今後、同じように個人事業主として開業しようとお考えの方の役に立てれば幸いです。
【関連記事】
【ワンオペ育児】看病と育児と家事と仕事と。子どもの看病はママがするのが当たり前!?
コメントを残す