子育てと仕事。両立できると思っていたけれども、現実は相当辛かった。復帰後、もうすぐ1年になろうとしていますが私は結局、正社員を辞めて個人事業主として仕事をしていくことに決めました。
色々な理由が複雑に絡み合い、こういう決断を出しましたが、もっとこうすれば良かったのかなと今思うと後悔している部分もあります。今回は、子育て(年子育児)と仕事。イライラやストレスも本当に多い中、うつだったかなと思う中、どのようにすればよかったのか、私の経験をもとにご紹介したいと思います。
目次
子育ても仕事も全て頑張りたかった
子どもが生まれる前よりも、子どもが生まれた後の方がなぜだか仕事頑張りたい!という気持ちが大きくなっていました。もう子どもを産む予定はないし、今、いろんな経験を積んで成果も出したい。そう強く思っていたのです。
だからこそ、子どもが体調不良で休んだ時でも、子どもたちが寝た後、深夜に仕事をしていました。遅れた分取り返さなきゃ、正社員だから他の社員と同じように仕事をして成果を出さなくては、そんな気持ちで頑張っていました。
仕事面ではそれなりにうまくいき、半年後にはチームのリーダーになりました。時短ママ社員でも頑張れば昇進だって諦めなくていいんだ!そんな気持ちでまたバリバリ働いていたのですが、家庭と私の精神はどうやら崩れ始めていたようです。
ちょうどその時期、パパがものすごく大変な時期で、ほとんど家にいませんでした。休みを取って欲しいとお願いしても「今は本当に休めない…」と。子どもが体調不良でずーっとお休みしている中、仕事は溜まり、パパや子どもたちへのイライラから、自分で気持ちをコントロールすることも難しくなっていました。
そして、子どもの体調不良が1週間続いたある日、何かがプツンと切れたのです。
その様子は仕事と育児の両立は無理なのか。会社員を辞めて個人事業主になろうと決めた日でもご紹介しています。
自分の気持ちをきちんと伝えればよかった…けど
簡単に言いますが、自分の気持ちを伝えるのってなかなか難しいですよね…
でも、ここは、爆発する前に会社では上司に、自分の気持ちをきちんと伝えることオススメしたいです。
…と書きましたが、私の場合、直属の上司に伝えても、あまり親身に聞いてもらえませんでした。仕事量を相談したのですが、あまり調整してもらえず。在宅勤務なので、私がどのぐらい切羽詰まっているかわからなかったのか、30分のミーティング時間で、その場しのぎの対策をされました。
そこから、正社員から業務委託にしたいと相談し、話は進んでいったのですが、人事やさらに上の上司と話をする中で正社員としてまた残る決断をしたのですが…
業務調整のミーティングでまた直属上司と話した時に「そもそもちゃんと言わなかったのが悪い!」など責め立てられ「正社員で働くなら、きちんと仕事はしてもらう!上からもキツくいうように言われている!」などと怒られてしまったのでした。
精神的にギリギリの状態だった私。パソコンの前に座ると動悸がするようにもなっていたので、体調を崩す前に仕事は辞めようと思い、業務委託でもなく仕事を辞めることにしました。
日頃のコミュニケーションと信頼が大事
では、こんな事態になる前に何をしておけばよかったのか。
やはり、日頃のコミュニケーションとお互いの信頼感が大事だと思いました。(マネージャーポジションの方はぜひ、ご検討を!笑)
圧倒的に、我がチームの上司とのコミュニケーションは少なかったです。私はリーダーだったのでチームメンバーとのコミュニケーションは積極的に時間を取っておこなっていましたが、上司とのコミュニケーションは月に1時間程度。これは圧倒的に少ないですね!笑
ゆえに、いつも怒っている人、目標だけ追わせてくる人という印象になってしまい、私たちも上司が何を考えているのかが把握できていなかったのです。
年子育児は大変!この時期だけ仕事をセーブするのも手
仕事頑張りたい!でも家庭が崩壊したり精神病んだりする方が問題です。子どもに手がかかるのはもしかしたら数年かもしれません。その間は、自分ができる範囲で仕事をするというのも手だと思います。そして、少し余裕が出てきた時にもう一度頑張る!
ただ、それは、会社側もそういう受け入れ体制が必要かなとも思います。私、不安でした。頑張りたくないわけじゃないのにそう思われるのではないかと。実際、直属の上司にはそう思われたと思います(笑)
ママが働きやすい環境という会社の中でも、制度はあるけど実態が伴っていないところもあると思うのです。休暇は取れてもその分の仕事はどこかでカバーしなければならないとなると実質、休んでいないですからね。
正社員にこだわる必要はないかもしれない
ずっと続けてきた正社員を辞めるのは、正直勇気が入りました。この先、個人事業主としてやっていけるのかもまだ不安です。
でも、自分の選択を後悔しないように、個人事業主としていろんな挑戦をしていきたいと思います。保育士の資格なんかも取得して、世の中のパパ・ママに少しでも役に立てる存在になりたいなとも思っています。
ひとまず、いま、子育てと仕事で悩んでいる方の参考になれば幸いです。
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